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七尾仏壇製作の工程



 

 七尾仏壇は昭和53年に伝統的工芸品に指定されました。この指定は通商産業省(現在の経済産業省)が伝統的工芸品産業振興に関する法律に基づいて行うもので、その製品製造過程が手工芸的であること、また伝統的技術により製造されるもので、一定の地域において生産されるものである事が要件です。

 七尾仏壇では、引き壇縁、二重鏡板、組物、三卓、蒔絵、金具等に他地域にはない優れた技法、技術が取り入れられ、荘厳重厚を重んじて製品造りに取り組んでいます。

 

 
 

能登あて、能登ひば、銀杏等の厳選された木材で木地を造ります。

 
 

銀杏、タブ、紫檀、黒檀等を使用します。

 
 
蒔絵

木地、彫刻に漆塗りをする工程。

 
 

絢爛豪華な高級蒔絵仕上げです。

金具  
  金箔貼り

唐草模様を中心とした伝統的手打ち技法によるたがね彫金具です。

 
 

日本全国99%の生産を誇る良質の金沢金箔を使用しています。

組み立て  
 

中立各部、胴組み等11工程による組立作業。

入念な点検を経て完成します。

 

 

 

  ■七尾仏壇の歴史について  
 

1581年、前田利家入城により七尾のまちは、湊町より城下町として新たに生まれかわりました。
七尾の民衆はそれぞれの職業により、魚町・米町・木町・味噌屋町・馬出町・鉄砲町・桧木町・大工町・鍛冶町・豆腐町・塗師町等として区画整理され営業し始めました。
塗師が多数いた塗師町は、江戸時代初期よりあったことが分かっており、これは現在の七尾仏壇協同組合の前身であると考えられます。
今日のような七尾仏壇が生まれたのは17世紀半ごろからと思われ、七尾仏壇はおよそ3世紀の歴史を歩んできています。

 

 

  七尾仏壇については、こちらの 伝統的工芸品産業振興協会のページ にも紹介されています。  

 


 

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